e全国県代表協議会 参院選勝利へ党勢拡大に挑もう
- 2015.09.15
- 情勢/解説
公明新聞:2015年9月15日(火)付
全党挙げて次の戦いに挑む決意みなぎる出陣となった。
公明党は12日の全国県代表協議会で来夏の参院選大勝利へ勇躍スタートを切った。会合では、参院選の第1次党公認予定候補8氏が紹介され、議員全員が候補者の自覚で戦おうという山口那津男代表の訴えに参加者が呼応、熱気あふれる空気に包まれた。
公明系無所属候補が初当選した第4回参院選から60年の節目に当たる来夏の第24回参院選は、日本の将来と公明党にとって重要な意義を持つ。
自公連立政権下で、経済の好循環は力強さを増している。この動きが地方や中小企業、国民生活に着実に浸透するには、今後も強固で安定した政権基盤の下で的確な政策を進める必要がある。東日本大震災の復興加速、国民の望む軽減税率や地方創生の実現も、公明党の勝利にかかってくる。昨年の衆院選、今年の統一地方選に勝利した勢いで、さらに揺るぎない党の基盤を築かなければならない。
もう一つの意義は、「18歳選挙権」が初めて実施される選挙になることだ。約240万人の新有権者が一気に誕生するが、肝心なのは若者の声が反映される政治をどう構築するかにある。
公明党は、若い世代に光を当てた実績を積み重ね、どの政党より魅力ある政策を打ち出してきた。若者のニーズに応える政治を実現するため、参院選に必ず勝って存在感を高めていきたい。
しかし、政権の中間評価といわれる参院選は、与党にとって厳しい戦いになる。議員の日常活動を一段と強化しなければ勝てない。街頭演説の積極的な実施や訪問対話運動の充実は当然、フェイスブックやツイッターなどで発信力を高め、党理解の輪を広げることが必要である。
公明新聞の購読拡大は党勢拡大に直結する。この9月から11月の3カ月間、「機関紙拡大運動 集中期間」では、限界に挑んでいきたい。2年前の参院選選挙区で大逆転勝利を収めた党埼玉県本部は、参院選を前に一丸となって公明新聞拡大に挑戦し、過去最高部数を達成した勢いで選挙戦に臨んだ。
まず、議員全員が総立ちとなって戦い、党勢拡大の上げ潮の中で参院選を迎えよう。