e「女性の盾」、長時間演説など
- 2015.09.18
- 政治/国会
公明新聞:2015年9月18日(金)付
ひどい野党の抵抗戦術
「平和安全法制」関連法案をめぐり、民主党など野党は16日夜から17日にかけて、成立阻止へ、「女性議員を『盾』にするなど、なりふり構わぬ抵抗」(17日付「読売夕刊」)を繰り広げたが、その戦術には首をかしげざるを得ない。
16日夜、参院特別委員会の開会を阻もうとする民主、共産など野党議員が理事会室前に集結する中、多数の女性議員が最前線に立ち、理事会室ドア前に壁をつくって通路を封鎖。女性議員は、人混みに押された与党男性議員が触れただけで「セクハラだ!」などと騒ぎ立てる始末で、鴻池祥肇委員長と与党理事を17日未明まで約9時間も室内に閉じ込めるのに一役買った。
民主党が提出した鴻池委員長への不信任動議に対しても、提案理由の説明や討論で30分以上の長時間演説を続ける野党議員も複数現れ、議事進行を著しく遅滞。その演説には、不信任理由とは直接関係のない内容が多く"時間稼ぎ"の意図が見え見えだった。
特別委での採決では、多数の野党議員が委員長席に詰め寄り、マイクを奪うなどの暴挙に出たが、中には後方から鴻池委員長をめがけて飛びかかる野党議員もいた。