e合意を形成し機熟す
- 2015.09.18
- 政治/国会
公明新聞：2015年9月18日（金）付
西田参院幹事長
公明党の西田実仁参院幹事長は17日夕、国会内で記者団に対し、参院特別委員会で平和安全法制の関連法案が与党と野党3党で可決されたことについて、大要次のような見解を述べた。
一、平和安全法制の参院審議では、100時間を超え、集中審議を6回、地方公聴会や中央公聴会も行い、野党の要望にも応えてきた。一方、野党3党とは政党間合意を結ぶことができた。そういう意味では、幅広い合意形成も図りつつ、機が熟した形での採決となった。（参院に送付されてから）60日を超えたが、委員会として成案を得たことは良かった。
一、（国民への説明が足りないという指摘について）国民の不安の声は謙虚に受け止めなければならない。法案が成立しても、（自衛隊を派遣する際の）国会関与の強化や、（自衛隊の活動を）継続的に監視する国会組織のあり方などの検討事項も残っている。国民の声に真摯に向き合い安心していただけるよう、参院、国会で取り組んでいく。
