e反対野党の主張、あり得ない
- 2015.09.28
- 政治/国会
公明新聞:2015年9月27日(日)付
"世界中で戦争""徴兵制復活"
連携模索の動きも疑問
井上幹事長が批判
通常国会で成立した平和安全法制の関連法。反対した一部野党の言動は目に余るものがあった。公明党の井上義久幹事長は25日の党両院議員総会で、「(世界中で戦争をするとか徴兵制を復活させるとか)あり得ない話を、さもあり得るかのように主張して合意形成に向かわないことは、極めて残念だった」と批判した。
さらに、同法制について「(与党は)安全保障環境が大きく変わる中で、国民の生命、平和な暮らしを守るのが政治の責任であるという矜持(自負)を持って取り組んできた」と力説。一部野党から"戦争をしたがる首相が憲法を破壊した"というような、いいかげんな主張がなされていることに対しては、「戦争をしたがる首相はどこにもいない。憲法破壊と言うが、憲法順守義務が首相や国会議員には課せられている」と反論した。
一方、共産党が民主党に対して暫定的な連立政権樹立に向けて連携を打診したことについても、井上幹事長は25日の記者会見で言及。「(民主党が)『自衛隊は違憲』という共産党と政権を共有できるのか」と疑問を呈した。
民主党と維新の党が選挙協力に関する協議会設置で合意したことについては、「選挙を取りあえず乗り越えればよいという選挙互助会的なことでは、国民から見ても理解を得られないのではないか」と指摘した。