e営農再開 万全期す

  • 2015.09.28
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年9月28日(月)付



佐藤政務官が被害調査



佐藤英道農林水産大臣政務官(公明党)は27日、茨城県常総市を訪れ、深刻な農業被害の状況を調査した。


このうち、浸水被害を受けたJA常総ひかりの関連施設では、低温倉庫内に保管していた玄米が腐敗した様子や、通電ができなくなったコメの乾燥・調製施設「カントリーエレベーター」内を視察。また、同市の高杉徹市長やJA茨城県中央会の加倉井豊邦会長らと懇談し、被災農家の支援として農業共済制度の補償対象外となる収穫後のコメへの救済措置などを求める要望を受けた。


続いて被災した稲作農家の切実な声を聴取。和田勇さんは水没した水田約60ヘクタールのうち35ヘクタールが稲の刈り取り前だったとし、「資金繰りや生活の補償をしてほしい」と訴えた。


佐藤政務官は「被災農家が一日も早く営農を再開できるよう生産者の側に立った支援策を進めていく」と述べた。


=豪雨被災者の生活を支援


=街頭募金活動に協力

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