eコラム「北斗七星」

  • 2015.10.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月7日(水)付



「公明党は、存在論的平和主義だ」。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏はこう語る。「公明党は、平和を創るために生まれ、平和を守るために活動し続ける存在だ。公明党は、現実の政治の場で、しっかりとその責務を果たしている」と◆平和安全法制の整備に果たした公明党の責務について、英国際戦略研究所アジア安全保障会議上席研究員のウィリアム・チュン氏は「武力の行使に明確な『歯止め』をかけている」ことに言及。「この『歯止め』は、紛れもなく公明党の強力な働き掛けにより、盛り込まれたものである」◆大阪大学大学院の坂元一哉教授は「平和の党だからこそ、『自衛とは』という国の根幹に関わる難しい問題に真正面から挑み、苦労しながらも議論を深め、結論をまとめてくれた」「公明党の奮闘により、戦後培った平和主義の理念は少しも変わっていない」◆一方で、野党第一党の民主党。「独自の対案を出すこともなく、最後は、問責決議案などの提出で法案成立を遅らせ、自らのメンツを保つこと自体が目的化していった」(読売新聞)◆公明党には「確かなリアリズム(現実主義)と論理の力がある」と佐藤氏。公明党は「日本と国際社会の安全のために、真摯な議論を通じて、あるべき指針を示し、政治を進めていく決意だ」(山口代表)。(紀)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ