e遠隔医療は重症化防ぐ
- 2015.10.13
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2015年10月11日(日)付
秋野氏 仙台市の学術大会で訴え
公明党の秋野公造参院議員は10日、仙台市内で開かれた日本遠隔医療学会学術大会で特別発言を行った。
秋野氏は、政府の「骨太の方針2015」へ、公明党の働き掛けで、ICT(情報通信技術)を活用した「医療資源を効果的・効率的に活用するための遠隔医療の推進」や「合併症予防を含む重症化予防」が初めて記述されたことを報告。
秋野氏は、睡眠時無呼吸症候群の患者を例に、海外赴任中や離島でも「遠隔医療」が整えば受診しやすくなる利点を強調した。さらに、糖尿病の悪化で下肢を切断する患者が増加していることに言及。「早期受診は、症状悪化を防ぎ、医療費と将来的な介護や福祉の費用の抑制につながる」と述べ、遠隔医療が切り札となると力説した。
さらに「医療の質と患者の生活を向上させるため専門家の皆さんと連携していきたい」と訴えた。