e日本経済再生へ全力
- 2015.10.13
- 情勢/社会
公明新聞:2015年10月12日(月)付
今こそ公明の力を発揮
福岡で山口代表 アジアの平和と安定築く
公明党の山口那津男代表は11日、福岡、北九州の両市内で開催された党福岡県本部(木庭健太郎代表)主催の時局講演会と街頭演説会に出席し、あいさつした。秋野公造参院議員、高瀬ひろみ党女性局次長のほか、濵地雅一、吉田宣弘の両衆院議員も参加した。
山口代表は、日本経済の再生や、社会保障の充実などの政策課題にさらに力を入れていく考えを表明。公明党が導入を推進する消費税の軽減税率に関して、「一番大事なのは痛税感の緩和だ。消費が落ち込まない経済状況をつくらなければならない」と訴えた。
また、政権が「1億総活躍社会」に向けて掲げた、親などの介護で仕事を辞める介護離職者をゼロにするとの目標については、離職が増えれば社会全体の活力が失われると指摘。介護の現場に即した対策を打つことが重要として、「これからが公明党の力の出しどころだ」と力説した。
また、先月成立した平和安全法制関連法の意義に触れ、日本の安全確保のために抑止力を高める体制をつくることが大事だと強調。「重要なのは外交であり、対話によって課題を平和的に解決すること。抑止力という裏付けがあってこそ、外交は説得力を持って進んでいく」と述べた。
さらに、7~9日に韓国を訪問した際の朴槿恵大統領との会談について言及。朴大統領から「(10月末にも韓国で開かれる見通しの)日中韓首脳会談で、安倍晋三首相に会えることを楽しみにしている」との表明があったことを紹介し、「相互理解を深め、共に力を合わせてアジアの平和と安定を保っていくことが大切であり、それを実践しているのが公明党だ」と強調した。
秋野氏、高瀬さん決意
一方、秋野氏は、胃がん予防対策や難病支援策の拡充などに取り組んできたことを紹介しながら、「今後も国民の命を守る政策づくりに努めていく」と力説。
高瀬さんは、「元外交官の経験を生かし、平和外交の先頭に立っていく。また、女性が活躍できる社会づくりと、福岡の活性化などに全力で取り組んでいく」と決意を表明した。