e宮城県議選スタート 25日(日)投票

  • 2015.10.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月17日(土)付



伊藤現状では圏外、横山危うし 
井上幹事長、斉藤選対委員長らが応援 
公明4候補完勝へ全国から押し上げを



復興の加速と宮城創生のリーダーを選ぶ宮城県議選が16日に告示され、25日(日)の投票日へ向けて決戦の火ぶたが切られた。公明党からは仙台市の4選挙区に計4候補が挑戦。16日には、公明党の井上義久幹事長と斉藤鉄夫選挙対策委員長が最激戦区の仙台市泉区・伊藤かずひろ候補(現)の応援に駆け付けた。


この中で井上幹事長は、公明党の山口那津男代表が8日に韓国の朴槿恵大統領と、そして15日には中国の習近平国家主席と相次いで会談したことに言及。「アジアの平和には具体的な行動が大事だ。公明党はこれからもその実現に全力を挙げる」と力説した。


一方、県議選の意義については、「地域の声をしっかりと受け止め、言葉だけでなく結果を出せる県議が今の宮城県に求められている」と強調。


さらに、東日本大震災後、党宮城県本部が5回にわたる仮設住宅での聞き取り調査を基に、風呂の追いだき機能追加など被災者のニーズ(要望)に応えてきた実績を紹介した。


その上で、「公明党はネットワークの力で結果を出し、復興を前へと進めてきた。その軸を担う伊藤候補を断じて勝たせてほしい」と訴え、絶大なる支援を呼び掛けた。


かつてない大激戦となった泉区(定数5)では、公明党現職の伊藤かずひろ候補(56)が、現職2、新人7の9候補と激突。元衆院議員の無所属新の女性が急浮上。共産、自民の新人も当選圏入りを確かにした。公明の伊藤候補は、残る2を自民現、民主現と"サバイバル戦"を繰り広げるが、現状では"圏外"の危機的状況。総力挙げた人脈の総当たりと新たな票拡大が急務。


太白区(定数5)では、公明党新人の横山のぼる候補(48)が有力5候補とデッドヒートを展開。いまだ知名度不足が深刻な公明の横山候補は、残る2をめぐって自民新、社民現と激しく競り合う。劣勢をハネ返す電光石火の大拡大が欠かせない。


宮城野区(定数4)では、公明党現職の庄子けんいち候補(52)が有力4候補と息詰まる大接戦。


青葉区(定数7)の公明党新人の遠藤のぶゆき候補(38)は、同姓候補がいるためフルネームでの徹底が必要。


公明4候補の完勝には、この土日、全国からの圧倒的な押し上げが不可欠だ。

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