e関係改善へ一歩前進

  • 2015.10.30
  • 情勢/国際

公明新聞:2015年10月30日(金)付



中韓と首脳会談の発表で

山口代表



公明党の山口那津男代表は29日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、11月1日にソウルで開かれる日中韓3カ国の首脳会談とともに、同日に日中首脳会談、2日に日韓首脳会談の開催が発表されたことについて、「一歩前進と評価したい。さまざまな懸案の解決へ話し合いを尽くし、関係改善への流れを確かなものにしてもらいたい」と強調した。


さらに、山口代表は、11月に20カ国・地域(G20)首脳会議など多国間の国際会議が相次ぐ予定であることに触れ、「国際会議の場でも、(中韓両国との)首脳会談のチャンスは十分にある。実現に向け政府は努力してもらいたい」と要望。約3年半ぶりとなる日韓首脳会談については、安倍晋三首相と朴槿恵大統領による初めての2国間会談になることから、「率直に意見を交わす機会ができること自体、大きな成果だ」と指摘した。


また、政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のため、名護市辺野古沿岸部で埋め立て工事に着手したことについては、「沖縄県民の危険を取り除き、基地負担を緩和していく流れの中で、政府は着実に進めようとしている」との考えを示す一方で、政府が沖縄県民に対し「全体として沖縄のためになることをもっと丁寧に説明してほしい」と強調した。

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