e三大感染症の拡大防ぐ
- 2015.10.30
- 情勢/国際
公明新聞:2015年10月30日(金)付
「世界基金」の國井氏と懇談
山口代表ら
公明党の山口那津男代表は29日、衆院第2議員会館で、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」の國井修・戦略投資効果局長らの表敬を受け、懇談した。江田康幸、濱村進の両衆院議員が同席した。
同基金は、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)の拡大防止を目的に、予防や治療に必要な資金を世界各国の政府や国際機関、民間企業などから募り、途上国などを支援している。外務省によると、同基金によって2013年末までに累積870万人以上の命が救われたと推計されている。
懇談の席上、國井局長は国際医療に関わる人材の育成や国際協力機構(JICA)の活用を通じて、感染症の拡大防止に「日本の役割を果たしてほしい」と強調。山口代表は同基金が「効率的な運営で高い効果を出している」として、今後の活躍に期待を寄せた。