e中央道、一部3車線化へ

  • 2015.11.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月31日(土)付

 

 

石井国交相が発表 公明提案受け調布IC付近  東名・海老名JCTも路肩活用

 

 

石井啓一国土交通相(公明党)は30日の閣議後記者会見で、慢性的な渋滞の解消に向け、中央自動車道上り線の調布インターチェンジ(IC、東京都調布市)付近の2車線区間を3車線化すると発表した。中央道の一部車線増設は公明党が提案していた。

 

3車線化するのは調布ICから三鷹バス停(同三鷹市)の約3キロで、年内を目標に運用を開始する。路肩を活用し既存の道路幅の中で車線を見直すため、低予算で対策が進められる。

 

中央道の渋滞対策については党東京都本部の高木陽介代表(衆院議員)が2013年4月、都議らと三鷹料金所(同市)付近を視察。担当者と意見交換し緩和策を探っていた。

 

現場の声を踏まえ、高木氏は同5月の衆院国土交通委員会で、路肩を活用した暫定3車線化を提案。当時の太田昭宏国交相(公明党)が「路肩の活用などで車線を増設する案も含め、しっかり取り組む」と答えていた。

 

石井国交相は、30日から東名高速道路の海老名ジャンクション(JCT、神奈川県海老名市)と首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の合流部分も路肩を活用し、1車線から2車線にすると発表した。海老名JCTの渋滞緩和も、公明党の神奈川県議らが国会議員と連携して国に要望していた。

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