e魅力ある観光地へ応援

  • 2015.11.10
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年11月10日(火)付



党離島対策本部 八丈島(東京)でフォーラム



公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長=衆院議員)は8日、東京・伊豆諸島の八丈島(八丈町)で「いきいき観光フォーラム2015」を開催した。


「八丈島観光のさらなる振興に向けて」と題するフォーラムは、党八丈島支部(水野佳子支部長=同町議)との共催で、観光庁観光地域振興部の加藤庸之部長が基調講演。その後、同対策本部の山本博司事務局長(参院議員)を進行役に、遠山本部長、竹谷とし子参院議員、遠藤守都議、山下奉也町長、加藤部長によるパネル討論が行われた。


遠山本部長は、離島の資源を生かした観光地づくりによって観光客を増やした事例を挙げながら、八丈島の観光振興には「地元の人が団結して知恵を出し合い、観光客を呼び込むための戦略を立てて、実行に移すことが必要だ」と強調。党対策本部として「島民を最大限、応援しながら若者が未来に希望を持てる八丈島になるよう力を尽くしていく」と強調した。


竹谷さんは、八丈島の特性として豊かな自然などの観光資源や、日本の離島で唯一の地熱発電所を持っていることに触れ、「魅力的な地域資源を発信しつつ、島のさらなる可能性を引き出す施策の推進などに頑張りたい」と述べた。遠藤都議や山下町長は、近年、急増している訪日外国人観光客の受け入れ環境を整える必要性を指摘した。


フォーラムに先立ち党対策本部は、八丈町議会や観光、建設関係者らとの意見交換会を開催。席上、関係者からは八丈島と羽田空港を結ぶ航空路線の運賃引き下げを求める要望が相次いだ。遠山本部長は、十分に検討する考えを示した。


このほか遠山本部長ら一行は、島内の観光スポットである「ふれあい牧場」などを見て回った。

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