e2016参院選に挑む党予定候補 浜田まさよし(現)
- 2015.11.16
- 政治/国会
公明新聞:2015年11月14日(土)付
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目の前にいる一人を救いたい―。参院議員として11年4カ月、この思いで現場主義を貫いてきた。復興副大臣に就任した2012年12月27日。被災地は「遅い、鈍い、心がない」といわれた民主党政権時代の失政で強い政治不信に覆われていた。浜田さんは「政治への信頼を取り戻すには徹底して被災者に寄り添うしかない」と福島への単身赴任を決意。以来、今年10月まで2年9カ月、現場常駐で復興加速に全魂を傾けた。
早々に手掛けたのは「福島復興再生総局」の設置。除染は環境省、インフラ復旧は復興庁などと縦割りだった体制を一元化し、きめ細かく迅速な支援を可能にした。一方で、仮設住宅での住民懇談会や被害家屋の実態調査などを精力的に行い、被災者の要望を次々に実現した。こうした浜田さんの誠実な行動が被災者の心を動かし、信頼の輪を広げていった。
現場主義は教育にも向かう。高校時代からの親友である「夜回り先生」こと水谷修氏と共に深夜の繁華街を回り、若者の悩みに寄り添いながら、危険ドラッグの規制強化などに全力で取り組んだ。
一方、中小企業への支援策では、新規事業を始める際の設備投資を後押し。さらに高額療養費の窓口負担の軽減も実現させた。
経済産業省時代に培った政策立案力、政治家として現場で鍛えた課題解決力は群を抜く。その力に磨きをかけ、きょうも、小さな声の実現へ中部、北陸、静岡の各県を全力で駆ける。
はまだ・まさよし
【略歴】党中央幹事、同中部方面副本部長、同核廃絶推進委員会座長、同愛知・三重・岐阜・石川・富山・静岡各県本部顧問。前復興副大臣。参院2期。元経済産業省課長。京都大学工学部卒。58歳(年齢は掲載日現在)。