eコラム「北斗七星」

  • 2015.11.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年11月17日(火)付



「目の前のことを積み重ねていくことで形になる」。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が4年後のワールドカップを見据えて語った言葉が印象に残る◆チーム全体の血のにじむような厳しい練習とともに、彼がキック前に見せる独特のポーズも注目を浴びた。ルーティン(決まった動作)を自分に積極的に課すことで、ゴールへの集中力を高めていくという◆米大リーグのイチロー選手が打席前に行うルーティンも有名だ。素振りとストレッチを組み合わせた一連の動きに丁寧に取り組む。休養日もトレーニングに余念がない。彼は「特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする」と話す。普段通りの当たり前のことを、日々やり続けることは並大抵のことではあるまい◆公明党には、他党の追随を許さない「市民相談」の歴史がある。各議員が一人一人の相談に真正面から向き合い、悩みに同苦し、迅速に課題解決に動く◆国民の生の声を政治に反映させ、地域のみならず国政を動かした実績は数限りない。文字通りの「草の根民主主義」を体現する誇るべき伝統であり、結党以来の受理件数は累計で4360万件を超す。地に足を着けた現場第一の実践を積み重ねる中で、党勢拡大の裾野を広げていきたい。(紀)

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