e大衆の心つかむ政権に

  • 2015.11.30
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年11月30日(月)付



合意形成生む力が重要

自民党式典で山口代表



公明党の山口那津男代表は29日午後、都内で開かれた自民党立党60年の記念式典に来賓として出席し、あいさつした。


この中で山口代表は、自民党が立党60年の佳節を迎えたことに祝意を示した上で、今後も自公両党が力を合わせ、国際社会に積極的に関わっていくとともに、国内の課題解決に全力を尽くすと力説した。


また、政権運営を担ってきた自公両党が2009年の政権交代で下野したことに触れ、「臥薪嘗胆の時を共にし、その風雪に耐え、危機を共にした経験は、紛れもなく、両党の粘り強さ、国民の期待に応えるための強い責任感を生み出すことになった」と強調した。


自公連立政権のあり方については、「長く国民の期待に応えていくには、さまざまなニーズを幅広く受け止め、合意をつくり出し、国民のコンセンサス(合意)にして、これを実行に移していく能力と、そのプロセスを国民に示していくことが重要だ」と指摘。


さらに、「大衆の心、気持ち、ニーズを的確につかむことが両党に求められている。庶民・大衆の息遣いがつかみ取れなくなったならば、その信を保つことはできない」と語った。

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