eコラム「北斗七星」

  • 2015.12.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月16日(水)付



郵便の父、前島密が今の新潟県上越市に生まれたのは江戸末期。郵便も電話もない時代。前島は各地を旅する中、全国を網羅する通信手段の必要性を痛感。どこでも誰でも安く利用できる郵便制度を明治の初めに立案した◆新聞などの定期刊行物は第三種郵便物に認可されると郵送料が安い。この制度も、新聞の普及をめざした前島が道を開いた。認可された新聞は誰もが安く送れる。公明新聞1部の郵送料は帯封なら62円(50グラム以内の料金)。コピー用紙などで帯を作り、紙面上部の「第三種郵便物認可」の印刷が見えるよう帯封をすればよい◆本紙11月2日付を遠方の友に送った。「障害年金の申請要件改善」という記事が出ていた。以前、申請には初診日を証明するカルテなどが必要だった。公明党が国会で「10年、20年前の書類を出さないと認定しないというのは極めて不当」と追及。その結果、初診日を推定できる資料があればよいことに◆この問題に関心を寄せていた友から、うれしい返信が。「日頃、庶民の声など、国には到底届かないと思っていますが、要望が届き、改正されたりするものなんですね!」◆庶民の声を届けるためにあるのが公明党。だから実績も多い。が、それを知らない人も多い。私たちが動いた分、語った分だけ、公明党のファンは増える。(直)

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