e地域ブランドにお墨付き

  • 2015.12.24
  • 情勢/経済
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公明新聞:2015年12月23日(水)付



夕張メロン、神戸ビーフなど 
農水省が初登録



農林水産省は22日、地域特有の農林水産物や食品のブランドを守る「地理的表示(GI)保護制度」の対象として、北海道の「夕張メロン」や兵庫県の「神戸ビーフ」など7品目を初めて登録したと発表した【表参照】。各地の生産者団体からの登録申請に基づき、農水相による審査を経て決定。ブランド農産物の名称を知的財産として保護し、品質を認めることで、産地の活性化や輸出拡大につなげる。


GIに登録された農林水産物や食品は、お墨付きとして登録標章(GIマーク)の使用が認められ、輸出先の国で日本の法制度に基づく特産品であることが明示できるなどの利点がある。不正使用した場合は罰則が科される。


同日、農水省で行われた登録産品発表会・登録証授与式には、佐藤英道農水大臣政務官(公明党)らが出席。これに先立ち、GI保護制度創設の法整備を後押しした公明党の稲津久衆院議員は、「夕張メロン」の生産者を束ねるJA夕張市の加藤春之代表理事組合長らと懇談し、GI登録を喜び合いながら「これを契機に、地域ブランドの普及や価値向上を応援したい」と述べた。

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