e国保支援金の算式見直せ
- 2015.12.28
- 情勢/経済
公明新聞:2015年12月26日(土)付
秋野氏と沖縄の連合会ら
輿水政務官へ要請
輿水恵一総務大臣政務官(公明党)は25日、総務省で沖縄県国民健康保険(国保)団体連合会の古謝景春理事長(同県市長会会長、南城市長)、同県都市国保研究協議会の座嘉比光雄会長(那覇市国保課長)らと会い、国保財政安定化支援事業の支援金算出方法の見直しを求める要請を受けた。
公明党の秋野公造参院議員、桑江豊・那覇市議が同席した。
今年度の同支援金の算出方法は、前期高齢者(65~74歳)の加入割合で額に差が出る。同県は、太平洋戦争末期の沖縄戦の影響で前期高齢者の割合が全国に比べて低く、今年度は約1億7000万円減少し、財政悪化が懸念されている。
古謝理事長らは、「財政が悪化しないよう算式を見直すべきだ」と主張した。
輿水政務官は、沖縄の特殊事情に配慮した対応を検討する考えを示した。