e地域経済着実に前へ
- 2016.01.06
- 情勢/経済
公明新聞:2016年1月6日(水)付
沖縄振興に総力挙げる
賀詞交歓会で山口代表 県議選、参院選必勝訴え
公明党の山口那津男代表は5日、那覇市内で開かれた党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)の賀詞交歓会に出席し、あいさつした。これには遠山清彦・党沖縄方面本部長(衆院議員)、あきの公造(参院選予定候補=比例区)、河野義博の両参院議員らが多くの来賓と共に出席した。
この中で山口代表は「(自民、公明両党が)連立政権を組んで、政権を安定させて国民のさまざまな要望を着実に前進させているのが今の政治の状況だ」と強調し、「いよいよ『デフレ脱却』の路線を本格的に地域に浸透させていく年となる」と指摘。その上で「1億総活躍社会」の実現をめざし、政府が掲げる「国内総生産(GDP)600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」の達成へ全力を挙げる決意を表明した。
また、公明党の奮闘によって、消費税率10%への引き上げ時に食料品全般(酒類、外食除く)を対象にした軽減税率制度の導入が決まったことに言及。「(軽減税率が)国民の皆さまに受け入れられるよう実行されることが重要だ」として、「早速、中小事業者の方々に1000億円を超える予算を用意して(対応の)準備に当たっている」と述べた。
さらに山口代表は、2016年度政府予算案に沖縄振興の関連予算が計上されていることに触れ、「15年度補正予算案と合わせて、本予算案を一日も早く成立させることが与党としての任務だ」と力説した。
今年の選挙については、「緒戦が沖縄の宜野湾市長選だ。市民のために実績を生み出してきた現職の佐喜真アツシ市長に期待をし、全力で支援していく」と強調。宜野湾市長選に勝利し、6月の沖縄県議選、夏の参院選の大勝利につなげていく考えを示し、「今年も沖縄のために全力で闘うことを約束したい」と力説した。
一方、参院選予定候補としてあいさつに立った、あきの氏は「沖縄の課題の解決に一つ一つ取り組む」と強調し、参院選勝利への決意を表明。遠山氏は県議選に挑む公明現職の糸洲県代表、金城勉、上原章の各氏と、新人の金城泰邦氏を紹介し、支援を呼び掛けた。