e公明議員をもっと身近に
- 2016.01.14
- 情勢/社会
公明新聞:2016年1月14日(木)付
「ワカモノトークラウンジ」を開催
「政治家のイメージが変わった」
党東京・世田谷総支部青年部
公明党東京都本部世田谷総支部(中島義雄総支部長=都議)の青年部はこのほど、世田谷区内で地元の公明都議、区議と青年世代の交流イベント「ワカモノ トークラウンジ」を開催した。若い世代の政治離れが目立つ中、「政治は難しい」「議員をあまり知らない」などの思いを抱える青年たちに向けた取り組み。これには中島総支部長や栗林のり子都議、党区議団が参加した。
普段聞けないエピソードに共感
「最近の政治課題についての理解を深めながら、公明議員をもっと身近に感じられる場にしたい」
開演時間の午後2時。会場に集まった約50人の男女に向かって、イベントの企画・運営に携わった青年党員の代表が語り掛けた。
今夏の参院選で選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられるのを前に、選挙以外で政治に触れられる機会を提供しようと、青年党員の有志と公明議員が連携して企画したのが今回のイベント。
2部構成で進められ、1部では政治課題について講演。最初に平和安全法制について、党区議団の佐藤弘人政調会長がスライドを使い、法制の目的や内容、"専守防衛"を貫く公明党の姿勢を丁寧に解説した。次いで、栗林都議が食料品などの消費税率を低く抑える軽減税率について説明し、「公明党の粘り強い説得で、軽減税率導入の約束が果たせた」と強調した。
2部では、各区議が事前に持ち寄った写真が場内のスクリーンに映し出された。議員になる前の職場で懸命に働く姿、退職時に同僚が開いてくれた送別会、笑顔いっぱいの孫たち、大学時代の学園祭やボランティア活動......。中には、現在のヘアスタイルと大きく異なる姿もあり、来場者が驚きの声を上げる一幕も。
区議たちは、それぞれの思い出が詰まった写真を前に、初出馬当時の思いや先輩からの叱咤激励、区議としての原点につながるエピソード、普段は語らない失敗談などを披露。来場者は、興味津々で聞き入っていた。参加者からは「分かりやすい言葉でタイムリーな政治の話が聞け、理解が深まった」「日ごろ目にする区議のイメージとは違う一面を知ることができて良かった」などの感想が聞かれた。
閉会のあいさつで中島総支部長は「若い世代の皆さんと直接語り合う機会を増やしていきたい。不安や悩みなど、遠慮なくぶつけてほしい」と呼び掛けていた。