e臨床工学技士の配置促せ

  • 2016.02.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年2月4日(木)付



竹内副大臣に要望
関係団体と西田氏



竹内譲厚生労働副大臣(公明党)は3日、厚労省で公益社団法人日本臨床工学技士会の真下泰副会長らから臨床工学技士への支援について要望を受けた。公明党の西田まこと参院幹事長(参院選予定候補=埼玉選挙区)が出席した。

席上、真下副会長らは、医療技術の向上で医療機器の導入が急速に進み、医療機器の操作や管理を行う臨床工学技士の果たす役割が拡大していることを報告。一方で、法律で病院への配置が義務付けられていないことを指摘し、「臨床工学技士の需給計画や配置基準を厚労省で明確に検討してほしい」と要望した。

さらに各医療従事者が高い専門性を発揮し、業務を分担するチーム医療には臨床工学技士が不可欠と強調。人材育成支援として、国立大学内に臨床工学技士育成学科の新設などを求めた。

竹内副大臣は「検討していく」と述べた。

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