e好循環を家計、地方へ

  • 2016.02.08
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年2月8日(月)付



経済界の取り組み重要
NHK番組で上田氏



公明党の上田勇政務調査会長代理(衆院議員)は7日、NHK番組「日曜討論」に与野党の代表者と共に出演し、経済政策や2016年度予算案について見解を述べた。

上田氏は「(アベノミクスによる)経済の果実を家計や中小企業、地方に波及させていくことが、これからのポイントだ」と力説。そのためには「経済全体が良くなれば消費も伸び、さらに企業の業績も上がる」として、官民対話や政労使会議を通じた経済界への働き掛けの重要性を訴えた。

日銀が導入を決めたマイナス金利に関しては「デフレから脱却するという強い決意を示す意味で、今回の判断があったと理解している」と述べた。その上で「資金の需要がなければ今回の政策は成功しない」とも指摘。需要をつくり出す成長戦略や好循環を進めることが「最優先の課題だ」と強調した。予算案については、無利子奨学金の拡充や介護サービスの充実に力を入れると主張した。

辞任した甘利明前経済再生相の金銭授受問題については、本人が国民に対して引き続き説明責任を果たすべきとの考えを示した。

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