e<VOICE ACTION>若者の声を政策に

  • 2016.02.08
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年2月8日(月)付



雇用、子育てなど充実へ

若者の声を政治に―。公明党青年委員会は現在、全国各地で政策アンケート「VOICE ACTION」に取り組んでいる。7日に東京都、大阪府で行われた街頭アンケートでは、公明党の竹谷とし子(参院選予定候補=東京選挙区)、石川ひろたか(党青年委員長、参院選予定候補=大阪選挙区)両参院議員がそれぞれ若者に協力を呼び掛けた。

党青年委は昨年秋、18歳から30歳代を対象に全国で青年政治意識調査を実施。特に期待が大きかった(1)非正規雇用の待遇改善や最低賃金1000円(時給)の実現(2)無料で使える公衆無線LANの充実(3)不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化(4)婚活や新婚世帯の支援(5)月曜午前半休の促進など働き方・休み方改革―の5項目を政策案としてまとめた。

「VOICE ACTION」は、この5項目の中から、特に実現してほしい政策案を若い人に選んでもらう取り組み。回答結果は今夏の参院選の重点政策に反映させる。


竹谷(東京)、石川(大阪)氏ら街頭調査


竹谷さんと党東京都本部の男女青年党員らは、千代田区の秋葉原駅前で調査を実施。買い物や観光などを楽しむ若者約800人から協力を得られた。

このうち、最も多く要望が集まったのは、(2)無料公衆無線LANの充実で、「知らない街だと特にスマホで情報を検索する場面が多いから便利」「月々のデータ(通信の)残量が少ない時に心強い」といった意見が相次いだ。(5)働き方・休み方改革への期待も高かった。

竹谷さんは声に耳を傾けながら「全力で取り組んでいきます」と語っていた。

同本部の青年党員らは、渋谷区の原宿駅前でも約1000人から協力を得た。

一方、石川青年委員長は、大阪府豊中市の阪急・曽根駅前で男女青年党員らと共にアンケートを行った。

石川氏らは「最も実現してほしい政策を一つ選び、シールをお貼りください」と、道行く人に声を掛けた。この日、政策への期待で最も多かった回答は(1)非正規雇用の待遇改善で、20代男性からは「非正規なのに、望む時間帯に働けない場合がある。安心して働ける社会を築いてほしい」との声が寄せられた。また、今年18歳になる高校生は「ネットの通信環境をもっと良くしてほしい」と語り、(2)無料公衆無線LANの充実に印を付けていた。

マイクを握った石川氏は、党青年委員会として推進してきた、ひきこもりの就労支援やブラック企業対策、若者の雇用支援を促進させる法整備などの実績を紹介。「いずれの施策も若者から直接意見を聞き、実現させたもの。今後も現場の声を政策に反映させたい」と決意を訴えた。

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