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- 2016.02.12
- 情勢/社会
公明新聞:2016年2月11日(木)付
VOICEACTION ボイスアクション
期待する若者から大きな反響
山口代表と党青年委が街頭調査
公明党の山口那津男代表は10日、東京都豊島区の池袋駅東口で党青年委員会(石川博崇委員長=参院議員)が行った政策アンケート「VOICE ACTION」への協力を呼び掛ける街頭演説会に参加し、「これからの社会を担う若者の声を満遍なく政策に反映させたい」と訴えた。
石川青年委員長のほか、樋口尚也青年局長(衆院議員)、中野洋昌学生局長(同)が参加した。
党青年委は昨年秋、全国で青年政治意識調査を実施。期待が大きかった(1)非正規雇用の待遇改善や最低賃金1000円(時給)の実現(2)無料で使える公衆無線LANの充実(3)不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化(4)婚活や新婚世帯の支援(5)月曜午前半休の促進など働き方・休み方改革――の5項目を政策案としてまとめた。
「VOICE ACTION」では、5項目から、特に実現してほしい政策案を若者に選んでもらう。回答結果は、今夏の参院選の重点政策に反映させる。
山口代表は、公明党が実現したブラック企業対策や、奨学金制度の拡充などを紹介。その上で、今夏の参院選から導入される予定の「18歳選挙権」に関連して、若者の投票率向上のために大学構内への期日前投票所の設置に取り組んでいるとし、「ぜひ実現したい」と強調した。
石川委員長は、党青年委が推進する携帯電話料金の引き下げなどに触れながら、「若者と一緒に日本の未来を開く」と力説した。
この後、山口代表は、男女青年党員、党公認キャラクター兼大使の「コメ助」らと共に街頭調査を実施。大型のパネルにシールを貼る形でのアンケートに、多くの若者が応じていた。最も要望が集まった政策案はは、(2)(無料公衆無線LANの充実)で、21歳の女子大学生は「パケット通信量が減らせて助かる」と実現への期待を語っていた。