e初場所優勝 琴奨菊に福島米「天のつぶ」

  • 2016.02.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年2月17日(水)付



公明提案の知事賞副賞 復興・創生へ10回目



JA福島中央会の大橋信夫会長は16日、千葉県松戸市の「佐渡ヶ嶽部屋」を訪れ、大相撲初場所(1月)で優勝した大関・琴奨菊に県知事賞の副賞として、県産米「天のつぶ」1トンなどを贈呈した。公明党福島県本部の甚野源次郎代表(元県議)が同席した。

同賞は、東京電力福島第1原発事故による県産品の風評被害を払拭し、安全性や魅力を発信するため、県議会公明党が提案して2013年の初場所から創設。18年まで両国国技館で開催される初場所、夏場所(5月)、秋場所(9月)の優勝力士に贈られ、今回で10回目となる。

席上、大橋会長は「天のつぶ」の稲が倒れにくい品種であることを紹介した上で、「連続優勝を果たしてほしい」と激励した。これに対し琴奨菊は「(福島県の)皆さんに相撲で夢を与えられるように頑張りたい」と決意を述べた。

終了後、甚野県代表は、4月から5年間の復興・創生期間が始まることから、「大事な時期に日本相撲協会が協力してくれて感謝している。県産品への風評被害の払拭に向けた努力を続ける」と決意を語った。

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