e地方への定住を後押し
- 2016.03.14
- 情勢/社会
公明新聞:2016年3月12日(土)付
伊藤さんが兵庫で視察
田舎暮らしの体験施設
公明党の伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)は11日、兵庫県丹波市青垣町の神楽地域を訪れ、定住促進や地域活性化に向けた取り組みを視察した。島山清史県議が同行した。
同地域は、人口約1400人、七つの集落からなる農山村。人口減少と高齢化が進む中、豊かな自然を生かした定住促進策に力を入れている。その一つが、県の補助事業を活用して整備した古民家施設「かじかの郷」。1カ月単位の賃貸契約で田舎暮らしを体験してもらおうと2012年12月にオープン。以来、31家族1団体が利用し、新年度以降もほぼ予約で埋まるなど好評を博している。
案内に立った神楽自治振興会の足立德行理事長は、「今後、若い人たちを呼び込むには、地域の生業づくりと地域活性化を担う人材育成が必要」と述べ、行政によるサポートの充実を求めた。
伊藤さんは「地域活性化に取り組む人たちの背中を押せるよう、一緒に知恵を絞りたい」と話した。