e若者の声を政治に反映

  • 2016.03.22
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月22日(火)付



五つの政策案示しアンケート
友人との対話深める契機に
党青年委が全国でVOICE ACTION



ボイス・アクション 五つの政策案
1、非正規雇用の待遇改善、最低賃金1000円を推進
2、無料で使える公衆無線LANの充実
3、不妊治療の公費助成、幼児教育の無償化めざす
4、出会いをつくる「婚活」、新婚世帯の生活を支援
5、月曜午前半休の促進など、働き方・休み方を見直し


京子 党青年委員会の党員や議員は今、全国で「VOICE ACTION(ボイス・アクション)」を展開しているわね。

一平 そうだね。1月から始めているんだけど、3月の卒業の時期、4月の入学の時期を迎え、キャンパスや街角で、青年党員たちが政策アンケート活動を元気いっぱいに展開しているんだ。ボイス・アクションのアンケートを契機に、政治や公明党のことについて友人と深く話し合えたという声もある。

支局長 18歳選挙権の導入が決まったのを機に、公明党青年委員会は昨年秋、18歳から30代までの人を対象に意識調査を行いました。7000人を超える声が寄せられた中から、ニーズが高かった5項目の政策案を選択肢として友人に示し、実現してほしいものを一つ選んでもらい、アンケート結果を党の参院選向け重点政策に反映させることにしています。この青年政策運動がボイス・アクションですね。

京子 5項目の政策案について、もう少し友人に語る材料が欲しいという声があるわ。

一平 なるほど。まず5項目の冒頭に掲げられているのが「非正規雇用の待遇改善、最低賃金1000円を推進」。雇用支援の問題だ。

京子 私の友人にも派遣社員など非正規雇用の人がずいぶんいるわ。

一平 なかなか正社員としての就職ができず、派遣社員などに甘んじている若い人は少なくない。知っての通り、非正規社員は給料も安く、社会保険の加入などにも差がある。経済的な安定は、生活の基盤だよ。昨年秋の青年委員会の意識調査でも将来への不安を感じるものとして「収入が不安定」という声が最も多かった。日本の最低賃金(時給)は公明党の推進もあって上がってはいるけれど、いまだ800円にも達していない。1000円に上げることで、若い労働者への待遇改善に役立つだろう。

支局長 3項目と4項目の、結婚や子育て、教育に関する政策案に関しても、経済的な安定によって、将来への希望が見えるということを物語っていますね。

京子 現在と将来にわたっての経済的な安定は、さまざまな希望の前提条件、基礎といっていいわね。

支局長 2項目の無料公衆無線LANの充実は、携帯電話の経済負担の軽減という意味で重要です。また国内外からの観光客の利便を図る観光政策としての側面もありますね。

京子 5項目の月曜午前半休は、これが認められれば、日曜日の夜遅くまで気兼ねなく遊べるということかしら。

一平 そういう側面はあるね。日本人の働き方、休日の取り方というライフスタイルを問うてもいる。制度として有給休暇の制度があってもいま、どれだけの人が完全消化しているんだろう。

支局長 この政策案は、日本人の生き方にも関わってくる問題ですね。このことを話題に、友人と話が弾むかもしれません。

京子 ボイス・アクションで、もっとたくさんの友人と、一歩踏み込んだ話をして、公明党理解の輪をさらに広げていくわ。

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