e再発防止に万全期せ
- 2016.04.06
- 情勢/社会
公明新聞:2016年4月6日(水)付
ベビーカー事故で石井国交相
東京メトロに指示
東京メトロ半蔵門線九段下駅で電車がベビーカーをドアに挟んだまま走行した問題で、石井啓一国土交通相(公明党)は5日、国交省で東京メトロの奥義光社長に対して事故の報告を求め、再発防止の徹底を要請した。
席上、奥社長は「大変申し訳なく、心からお詫び申し上げます」と謝罪。再発防止策として、全乗務員に対して監視業務の重要性の徹底や、非常用ブレーキを使い電車を緊急停止させる訓練の徹底などを報告した。さらに、異物が挟まっていると反応するドアの検知システム強化に取り組む考えを示した。
石井国交相は「一歩間違えれば、大事故につながりかねない事案であり、大変遺憾だ」とし、「原因究明と再発防止策の徹底を図り、安全運行に万全を期してもらいたい」と述べた。