e「阪神」の教訓、今こそ
- 2016.04.21
- 情勢/社会
公明新聞：2016年4月21日（木）付
熊本地震の支援で 井戸知事に緊急要望
伊藤さんと党兵庫県議団
公明党の伊藤たかえ女性局次長（参院選予定候補＝兵庫選挙区）と兵庫県議会公明党・県民会議議員団（岸本一尚幹事長）は20日、県庁で、関西広域連合長の井戸敏三知事に会い「熊本地震による災害への対策及び支援の申し入れ」を行った。
公明側は（1）被災地のニーズに応じた専門技術職員の派遣などの継続（2）被災者の住宅確保や心身ケアなどへの支援（3）高齢者や障がい者などへの細かな対応と夏場を想定した仮設住宅運営（4）阪神・淡路大震災の教訓を生かした復旧・復興過程に応じた継続的支援―の4項目を申し入れた。
また伊藤さんは、九州と兵庫県の人的交流が盛んなことを踏まえ「頻発する余震への不安から、兵庫への避難を希望する人の受け入れ体制を」と要望した。
井戸知事は、関西広域連合として職員派遣など対応を進めていることを説明。「発災後、時間経過に合わせた対応は経験値が大事。阪神の教訓を生かし支援に全力を挙げる」と応じた。
