eJR福知山線 脱線事故から11年

  • 2016.04.26
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年4月26日(火)付



中野氏と伊藤さんが献花



107人が亡くなったJR福知山線脱線事故から11年を迎えた25日朝、公明党の中野洋昌衆院議員と伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)は、兵庫県尼崎市久々知3丁目の事故現場に設けられた献花台に花を供え、犠牲者の冥福を祈った。

事故は2005年4月25日午前9時18分ごろ発生した。JR福知山線の快速電車がカーブを曲がりきれず脱線し、線路沿いのマンションに激突。乗客106人と運転士1人が死亡、562人が負傷し、JR史上最悪の事故となった。

献花を終えた中野氏は、犠牲者に哀悼の意を表しながら「事故を風化させず、公共交通に安全の文化を根付かせたい」と述べた。

伊藤さんは、国内で災害や事故が相次いでいることを踏まえ「安全に勝る価値はないことを訴えながら、安全・安心の社会づくりへ取り組みたい」と話した。

この後、JR西日本主催の追悼慰霊式が尼崎市内で行われ、事故発生時刻に合わせ遺族らが黙とうした。

事故現場についてJR西日本は、車両が衝突した9階建てマンションの4階までを残し、慰霊碑を整備する計画を進めている。

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