eコラム「北斗七星」

  • 2016.05.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月3日(火)付



日ごろ会えない友との語らいは話題が尽きない。時間が取れる連休だからこその楽しみの一つだ。大型連休もいよいよ中盤。会える友にはぜひ会っておきたい◆沖縄は県議選(6月5日投票)を控え、友との会話は自然と政治の話題に。米軍基地を抱えることもあり、平和安全法制の無理解から「公明は平和の旗を捨てたのか」などの批判も強い。だが公明党ほど沖縄に寄り添い、平和のために闘ってきた政党はいない◆本土復帰前の1967年、公明党は沖縄調査団をどの党よりも早く派遣し、返還構想を発表。69年には沖縄米軍基地総点検を実施して未公表の基地や核兵器の存在を突き止めた。返還可能な基地も指摘し、段階的な整理縮小を訴え、「核抜き返還」の流れをつくった◆71年の返還協定をめぐる国会では共産党、社会党が審議拒否する中、核兵器の撤去、再持ち込みを拒否する決議を可決。イデオロギー闘争に陥りがちだった政治に公明党が風穴を開けた。翌年、沖縄の本土復帰が実現。今でも不要な米軍基地は着実に返還されている◆平和安全法制でも公明党の闘いで専守防衛が堅持された。反対だけでは物事は進まない。政治は結果が全て。だからこそ沖縄に公明党の存在が欠かせない。県議選には公明4氏が挑む。"反対だけの勢力"には断固負けられない。(治)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ