e屋根損壊に応急処置
- 2016.05.09
- 情勢/社会
公明新聞：2016年5月3日（火）付
熊本・宇土市で公明が橋渡し
ブルーシートを設置
熊本県宇土市で2日、屋根工事を専門とする「日本ステンレス工業」（山梨県）がボランティアで、被災した住宅の屋根をブルーシートで覆う応急処置を行った。これは公明党熊本県本部（江田康幸代表＝衆院議員）の仲介で実現したもの。城下広作県議、芥川幸子市議が現場に同行した。
地震発生後、同社の石岡博実代表取締役会長が、党県本部に被災した住宅へのブルーシートの提供と設置について相談。城下県議らはすぐさま、屋根瓦の損壊が多い同市と宇城市に打診し、今回の支援活動が決まった。
設置作業は、高齢者や障がい者らの住宅を優先して行われ、宇土市では今月5日まで、宇城市では6～10日まで設置作業などを行う予定。
自宅屋根の応急処置が行われた宇土市の那須尚さん（76）は「これから梅雨の時期に差し掛かるので心配だった。本当に感謝している」と話した。
