e避難所に介護用の浴槽届く

  • 2016.05.11
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年5月11日(水)付



熊本市で公明が仲介
久しぶりの入浴「心もすっきり」



要介護者に"ひとときの安息"を―。訪問介護を専門とする「株式会社 楽」(横浜市)は10日、熊本市中央区の避難所「サンライフ熊本」に介護用の浴槽を届け、高齢者や障がい者などの入浴補助を行った。これは公明党熊本県本部の仲介で実現したもの。

熊本地震を受け、同社の竹井隆一代表取締役が「介護が必要な被災者のために専用の浴槽を設置できる避難所はないか」と党県本部に相談。すぐに城下広作県議(同県本部幹事長)が三森至加市議と連携して受け入れ先を選定し、この日の入浴実現につながった。

両議員が見守る中、最初に入浴した正田光義さん(75)は「この状況下で車いす生活を送る私が、お風呂に入れるなんて夢にも思わなかった。3週間ぶりの入浴で身も心もすっきりした」と満面の笑みを見せた。

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