e生活再建の支援強化へ

  • 2016.05.18
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月18日(水)付



公明 被災農家から実態聞く
熊本・宇城市



熊本地震により農業や漁業への被害が生じている熊本県宇城市で17日、公明党の河野正明市議が被災した農家を訪れ、被害状況を聞いた。

河野議員は、同市豊崎地区で35アールのイチゴの高設栽培に取り組む松永透さん(47)、智枝さん(42)夫妻のビニールハウスを調査。今回の地震により、松永さんのハウスは激しく損傷し、収穫前のイチゴは全て出荷できない状況になったという。

松永さん夫妻は、「復旧にはハウスを全て撤去し、一から造り直さなければならない」と述べ、「自宅も住める状況ではなく、自宅の修復を考えると、イチゴ栽培を続けることが難しい」と生活再建の厳しさを訴えた。

こうした声を受け、河野議員は「同様の悩みを持つ農家は多い。被災者の生活再建のため、県や国と連携して支援を強化していく」と語った。

河野議員はその後、松合漁港を訪れ、松合漁業協同組合(浦中政春組合長)の関係者から、漁業の被害状況について話を聞いた。

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