e人道支援へ共に努力
- 2016.05.26
- 情勢/国際
公明新聞:2016年5月26日(木)付
UNHCR駐日代表と懇談
山口代表ら
公明党の山口那津男代表は25日、東京都新宿区の公明党本部で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のダーク・ヘベカー駐日代表の表敬を受け、懇談した。党国際局の遠山清彦局長(衆院議員)、岡本三成次長(同)が同席した。
席上、山口代表は経験豊かなヘベカー駐日代表の着任を心から歓迎し、「協力関係を一層深めて世界の人道支援へ共に努力したい」と強調。「人間の安全保障」の実現に向けては、UNHCRや他の国連機関、各国政府による「統合的な支援が有効で重要」と訴えた。
ヘベカー駐日代表はUNHCRが日本から、経済、政治などさまざまな面で支援を受けている点に言及。公明党のサポートに謝意を述べた。さらに、難民や居住地を追われる人が増加する厳しい国際情勢の下、日本政府が内戦の続くシリアの留学生150人を受け入れると表明したことを「大変うれしく思う」と述べた。
山口代表は、公明党がシリアでの現地調査を基に、留学生の受け入れ拡大を提言してきたと紹介。26日に開幕する主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」では、「世界人道サミット」の成果を議題に乗せて「連帯を深めるべき」と強調した。