eコメ助タイムズ 参院と公明党
- 2016.05.30
- 情勢/解説
公明新聞:2016年5月30日(月)付
KOME入門
真山、さやかが魚さんに直撃!
コメにちは! 今回のコメ助タイムズでは「KOME入門」として、「魚さん」こと、公明党の魚住裕一郎参院会長に「参院と公明党」っていうテーマで話を聞いたんだヨネ。インタビュアーは、党青年委員会の真山祐一衆院議員、佐々木さやか参院議員の両副委員長が務めたコメ~。
参院って?
長期的視点から議論・調査
真山祐一衆院議員 参院がどういうところか教えてください。
魚住裕一郎参院会長 私や佐々木さんの顔を見れば、参院が「理性の府」「良識の府」だと分かるのでは?(笑)。任期は6年あるため、長期的な視野に立って議論できる。衆院の行き過ぎを抑える「再考の府」の役割もあります。
佐々木さやか参院議員 参院には一つのテーマを時間をかけて議論する独自の調査会があります。その中でDV(配偶者などからの暴力)防止法などの議員立法も生まれています。使った予算をチェックする「決算委員会」や行政をチェックする「行政監視委員会」にも力を入れています。
真山 独自の取り組みがたくさんありますね。
魚住 参院は昔から政党に左右されない無所属の議員が独自の会派をつくってきた歴史があり、今も多くの会派があります。その中で参院公明党は「合意形成の政治」の要役として働いています。
公明党の闘い
福祉、環境を政治の中心に
真山 公明党の国政進出は参院から始まったんですね。
魚住 そうです。1956年の参院選で「まさかが実現」と報じられた大阪地方区での初議席獲得など、公明系無所属の3人が初当選を果たしたのが始まりです。
以来、公明党は「福祉」や「環境」といった生活者の課題を政治のど真ん中に据えて、どこまでも庶民のための政治を貫き、数々の実績を築くことができました。例えば、公立小中学校での教科書の無償配布。柏原ヤス参院議員(故人)が、一人の少女の声をきっかけに実現させました。
佐々木 「福祉の党・公明党」の原点です。
真山 「クリーンな政治」も公明党の代名詞ですね。
魚住 公明党は「政治とカネ」の問題に厳しく切り込んできました。公明党参院議員による不正追及が「黒い霧解散」と呼ばれる衆院解散に至ったこともあります。その総選挙で公明党は初めて衆院に進出したのです。
佐々木 参院の闘いが衆院進出につながったのですね。
真山 政治とカネの問題では、他党から「公明党は堅物すぎる」と言われることもあります。
魚住 その厳格な精神と現実に政治を変える調整能力があるからこそ、公明党は参院で独自の存在感を発揮できているのです。
夏の参院選
若者の声が新たな日本開く
真山 いよいよ、この夏には参院選が行われます。
佐々木 公明党は現在、選挙区7人、比例区6人の予定候補者を擁立しています。完勝へ全力で戦う決意です。
魚住 参院選の結果はその後の国政を大きく左右します。夏の参院選は「日本の進路を決める選挙」といえます。
真山 夏の選挙から「18歳選挙権」も導入されますね。
魚住 若者が政治に発言権を持つのは大事なことです。
佐々木 公明党は46年以上前から「18歳選挙権」の実現のため取り組んできました。
真山 公明党は若者の声を聴き、ブラック企業対策なども実現させています。
佐々木 「VOICE ACTION」でも、1000万人以上の声を聴きました。
真山 その声を安倍晋三首相に直接届けたんですよね。
魚住 それはすごい! 実は私も若い時がありました(笑)。私と山口那津男代表は同年齢。共に弁護士をめざし頑張ったものです。私や代表も含め全議員が一丸となり、若者が夢を持って活躍できる環境をつくる決意です。
真山 自公政権3年半の取り組みで、日本の政治は安定し経済もよくなりました。
佐々木 一方、民進党や共産党など野党は参院選に向けて「反自公」の一点で選挙連合を組もうとしています。
魚住 参院選は「安定の自公」か「混乱の民共」かが問われます。公明党は「希望が、ゆきわたる国」をつくるため全力で戦います。一緒に新たな日本をつくりましょう!
VA特設サイトにアンサーチラシ
公明党青年委員会が政策アンケート「VOICE ACTION(ボイス・アクション=VA)」で集めた、1000万以上の若者の声を政府に届けたことを紹介するアンサーチラシができたコメ!
VAの特設サイトに掲載されているから、お友達にも教えてあげてほしイネ。
アンサーチラシによると、VAで掲げた五つの政策のうち「非正規雇用の待遇改善や最低賃金1000円(時給)」と「不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化」がツートップの人気だったんだコメ。
ビックリなのは、みんなの声が後押しになって、すでに非正規労働者の賃金アップや、無料でスマートフォンの通信ができる公衆無線LANの整備拡大が動き始めたんだって。
若者一人一人の声を聴いて政治に反映させる力を持っているのは、やっぱり公明党だヨネ!