e女性の政治参画推進法案

  • 2016.05.31
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月31日(火)付



民共が合意無視し提出
高木(美)さんら抗議の会見「信義にもとる行為」



自民、公明、おおさか維新の与野党3党は30日、衆院第1議員会館で記者会見し、超党派の合意を経て全党一致の議員立法として今国会に提出予定だった、政治分野への女性の参画と活躍を進める法案を民進、共産などが勝手に衆院へ提出したことに抗議した。公明党から高木美智代、中野洋昌の両衆院議員が出席した。

同法案は、民進党の議員が会長を務める超党派の議員連盟で議論を重ね、法文案をつくり、各党の手続きを残すのみとなっていた。

会見の席上、高木さんは、民進党の対応を「超党派の議連での合意を無視し、信義にもとる行為だ。女性の活躍を党利党略に利用した」と批判。中野氏は「あと1日あれば自民も公明も党内手続きを終えていた。民進党の政治的なパフォーマンスであり、許されるものではない」と述べた。

また、会見した自民党議員は、本来は全党一致での成立が望ましいとした上で、「今後は約束を守れる政党と議論を進めたい」と表明。おおさか維新の議員も「(民進党の対応は)だまし討ち、抜け駆けである」と語った。

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