e避難者の孤立化防ぐ

  • 2016.06.06
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年6月5日(日)付



大学生らカフェ運営
熊本・益城町



熊本地震の影響で今なお180人が避難生活を続ける熊本県益城町の保健福祉センターでは、熊本学園大学の学生ボランティアが、避難者の交流の場として毎週末にカフェを運営している。公明党の吉村建文町議は4日、同避難所を訪れ、ボランティアの顧問を務める髙木亨准教授らと懇談した。

施設の2階テラスに置かれた交流カフェでは飲み物を無料で提供するほか、子どもたち専用の遊び場を設けている。この日も学生らは、カフェを訪れたお年寄りや子どもたちと談笑したり、トランプゲームをして遊んでいた。

髙木准教授は、交流カフェの意義を「避難者の孤立化や寝たきりを防ぐ上で大切」と述べ、町内に建設中の仮設住宅についても「同様の機能が不可欠だ」と強調。吉村町議は「ソフトの面からも被災者支援の充実に尽力したい」と語った。

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