e再開した熊本県立美術館

  • 2016.06.10
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2016年6月10日(金)付



全面復旧へ課題調査
公明県議



熊本地震で被害を受けた文化施設の早期復旧に向けて、公明党熊本県議団の城下広作団長と氷室雄一郎の両議員は9日、地震後に臨時休館し5月28日から再開した熊本市中央区の県立美術館を訪れ、復旧への取り組みや課題について話を聞いた。

同美術館では、一連の地震により、寄託品を含めた128点の美術品が損傷。修復費は約1億8700万円が見込まれている。

一行は、同館職員の案内で展示室や収蔵庫を見て回り、美術品の復旧方法などについて説明を受けた。同館職員は「来館者は従来の6割程度。来月に開催を予定している海外展覧会で、全面再開をめざしたい」と話した。

城下団長は「県立美術館は、熊本の観光復興の主要な拠点の一つ。損傷した美術品の早期修復や、誘客への宣伝強化に努めたい」と語った。

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