e風評被害対策に万全期す

  • 2016.06.13
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年6月11日(土)付



公明、観光客回復へ調査
熊本・八代市の日奈久温泉



熊本地震の影響により、熊本県八代市の日奈久温泉で観光客が激減している問題を受け、公明党の太田広則、橋本隆一の両市議は10日、同市内で日奈久温泉旅館組合の松本啓佑組合長らから、客足回復に向けた課題を聞いた。

同温泉は、開湯から約600年の歴史を誇る県内有数の温泉地の一つ。今回の地震で、建物や温泉設備に目立つ被害は少なかったものの、宿泊客のキャンセルが相次ぎ、予約はほぼゼロの状態が続いている。

松本組合長は、地震の震源とされる日奈久断層帯と同じ名前の温泉地のため、「不安に思う観光客から敬遠されているようだ」と風評の影響を指摘。「一人でも多くの人に温泉街に足を運んでもらうことが一番の復興になる」と訴えた。

太田市議は、公明党の推進で、今後発行が予定されている九州各地への観光支援旅行券について紹介した上で、「温泉地が再び活性化する取り組みを全力で推し進めていく」と語った。

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