e景気回復、中小企業へ

  • 2016.06.14
  • 情勢/経済

公明新聞:2016年6月14日(火)付



価格交渉力を強化
埼玉で西田氏



公明党の西田まこと参院幹事長(参院選予定候補=埼玉選挙区)は12日、さいたま市内で矢倉克夫参院議員らと共に街頭演説を行い、参院選の争点である経済再生について、景気の本格回復のために中小企業支援に全力を挙げる公明党に対して絶大な支援を訴えた。

西田氏は、「家庭や中小企業に実感していただける本物の景気回復ができるかどうか、今がまさに正念場だ」と述べ、経済再生の実感を広げるためには、「(雇用の7割を占める)中小企業の収益が上がるようにしていかなければならない」と強調。これまで、大企業との取引で不利な立場にある中小企業への支援を政府に強く迫り、着実に前進させてきたと力説した。

その具体的な成果として、下請け中小企業の価格交渉力の強化を目的に、今月10日に国がスタートさせた「価格交渉サポート事業」に言及。同事業の一環として、下請け企業が価格交渉を行う上で参考となる「ハンドブック」が作成されたことを紹介し、「具体的なアドバイスを受けただけで赤字が黒字になり、社員に給料が払えるようになった企業もある。こうした循環をさらに加速させたい」と決意を語った。

また、「大宮台地」という強固な地盤を有する埼玉県の防災機能上の特色に触れ、「防災拠点として命を守る道路、命を守る鉄道を整備していく」と表明。さらに、新幹線6路線が乗り入れ、北海道、東北、北陸をつなぐJR大宮駅については、「地方創生の要」として機能を強化すると訴えた。

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