eこどもマニフェスト発表
- 2016.06.17
- エンターテイメント/情報
公明新聞:2016年6月17日(金)付
幅広い政策 分かりやすく
党HPで公開
親子で政治への理解深める機会に―。公明党の山口那津男代表は16日、東京都新宿区の党本部で記者会見し、子ども向けに党の政策をまとめた「こども・子育てマニフェスト2016」を発表した。全文は党ホームページ(HP)で公開されている。
こども・子育てマニフェストは12年の衆院選以降の国政選挙、統一地方選に合わせて作成し、今回の参院選で5回目。全ての漢字に読み仮名を振り、小学校高学年や中学生にも分かりやすい表現で「学校生活」「出産・子育て支援」「仕事・経済」など8分野の政策を紹介している。
主な内容は、いじめ対策や幼児教育の無償化など。中でも奨学金については「経済的な理由で高校や大学に進めないことがないよう、返済をしなくてもいい給付型奨学金の制度をつくり、また、返済しやすい仕組みをつくっていきます」と記した。地方創生や経済の好循環、軽減税率、人間の安全保障なども、平易な言葉で説明している。
山口代表は同マニフェストの特長として、子ども・子育て関連以外の政策も含めて「網羅的に作った」と強調。被選挙権年齢の引き下げなど、18歳選挙権の導入と関係が深い項目を明記したことも「強いメッセージだ」と述べた。また、これまで一般の有権者からも「分かりやすい」と好評を得てきたとして「現場で、いろいろな形での活用を期待したい」と語った。
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