e政策、政権の考え方が違う民共共闘
- 2016.06.20
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2016年6月20日(月)付
党首討論で批判相次ぐ
選挙時だけ協力では大混乱
19日のフジテレビ系「新報道2001」とNHK番組での与野党党首討論では、民進、共産両党などによる野党共闘に対して厳しい指摘が相次いだ。各党首の発言要旨は次の通り。
―民進党は「共産党と連立政権を組むことはあり得ない」ということだが。
岡田克也・民進党代表 私は一貫して言っている。
―統一候補を立てても政権は組まない。どうしても分かりにくい。
岡田 理念、政策に違いがあって(共産党と)政権は組めない。しかし、安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは、全くおかしくない。
―共産党は嫌ではないのか。一緒に選挙するのに政権に入れないとは。
志位和夫・共産党委員長 野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない。
安倍晋三首相(自民党総裁) 安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。そこから考えるのか。混乱を呼ぶだけだ。あまりにも無責任だ。
志位 倒した後に、国民連合政府をつくろうと。そういう展望を持っているが、合意がないことまで押し付けていない。
山口那津男・公明党代表 志位さんは、国民連合政府をつくる、岡田さんはそれをやらない。全然、方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えないのに、選挙の時だけ協力する。これでは選びようがない。混乱が目に見えている。
荒井広幸・新党改革代表 バラバラを通り越して、まやかしだ。
松井一郎・おおさか維新の会代表 "野合"と言われても仕方がない。共産党と民進党の経済政策が合うわけがない。