e参院選公示 党アピール
- 2016.06.22
- 情勢/社会
公明新聞:2016年6月22日(水)付
7選挙区完勝、比例区合わせて13議席以上獲得へ
力強いご支援を
本日、第24回参議院選挙が公示され、7月10日の投票日に向けて決戦の火ぶたが切られます。公明党は、7選挙区(埼玉・東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡)の完全勝利と比例区は6議席以上、合わせて13議席以上の獲得をめざし、きょうより18日間、死力を尽くして戦ってまいります。党として過去最高の7選挙区完全勝利に挑む戦いであり、選挙区も比例区もし烈な選挙戦になりますが、何とぞ全国の有権者の皆さま、党員、支持者の皆さまの力強いご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
併せて自民党、公明党の与党としては、改選議席の過半数の獲得を目標に掲げており、この自公による安定政権の継続で政策を前進させるのか、民進党と共産党などによる混乱と停滞の政治に逆戻りするのか、今回の参院選では、文字通り、「前進か後退か」日本の針路が問われる選挙となります。民進、共産など基本政策はバラバラ、めざす社会像もまるで違う、そんな選挙目当ての野合勢力が多数を占めれば、政治の停滞、意思決定の遅れから、かつての民主党政権時代を上回る混乱を招くのは必至です。
公明党は、今回の参院選の重点政策で「希望が、ゆきわたる国へ。」を掲げました。政策の軸は、景気回復の効果を全国津々浦々へと浸透させる「成長と分配の好循環」の推進です。この3年半、デフレ脱却をめざし自公政権が進めてきた経済政策(アベノミクス)は、3年連続で賃金のベースアップが実現し、有効求人倍率は24年ぶりの高水準となるなど、着実に成果を挙げています。この成果を生かし、成長の果実を地方や中小企業、家計へと国の隅々まで届けていくことが公明党の重要な役割、仕事であり、成長と分配の好循環の推進に全力を尽くしてまいります。
連立政権における公明党の役割は、地域に根を張る議員ネットワークを通じて現場の声を聞き、その声を政策として実現していくことに尽きます。公明党には、「小さな声を聴く力」があります。「大衆とともに」の立党精神を貫く公明党だからこそ、一人の声を政治に届けることができます。また、公明党には、「平和外交を進める力」があります。万が一の備えとして専守防衛を堅持した平和安全法制を整備するとともに、中国、韓国に党の訪問団を派遣して対話を深め、日中、日韓の首脳会談の実現につなげるなど対話による平和外交を進めてきました。
政治の安定には、国民の信頼が不可欠であり、国民目線で政治を前に進める公明党が参院選に勝利し、公明党の持ち味を連立政権の中で生かしてこそ政治の安定はより確かなものになると確信します。政治の安定のもとで、国民の不安を希望に変え、希望がゆきわたる国づくりをめざす公明党に絶大なご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
2016年6月22日
公明党