e参院選遊説 井上幹事長の訴え(要旨)

  • 2016.06.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年6月24日(金)付



政治の安定が今こそ必要
公明のネットワークの力で 幅広い声を国政に反映



22日の参院選公示から、公明勝利へ懸命の遊説を展開する井上義久幹事長の演説要旨を紹介する。

一、今回の参院選は、自民、公明の安定政権を継続して政策を前に進めるのか、それとも民進、共産が伸びて政治が不安定になり、停滞を招くのか、日本の針路が問われる重要な選挙だ。

混乱と停滞を招いた民主党政権に代わり自公連立政権がスタートして3年半。3年前の参院選で衆参の"ねじれ"を解消して安定政権となり、経済再生や社会保障の安定と充実、地方創生をはじめ、全ての人が活躍できる社会をめざして政策を進めて着実に成果を上げてきた。外交・安全保障でも平和安全法制の整備や米国のオバマ大統領が被爆地・広島を訪問するなど成果が出た。

一、経済については、デフレから脱却し、経済の好循環をつくるアベノミクスを安定政権の下で推進してきた。その結果、民主党政権時代に比べ、例えば雇用は大幅に改善された。失業率は22年ぶりの低水準。有効求人倍率は、4月に1.34と24年ぶりの高水準で、2005年の統計開始以来、初めて47都道府県全てで1を超えた。さらに大学生の就職率は97.3%。過去最高の水準に達した。若者の働き口があるということほど重要なことはない。

一、選挙協力をしている民進や共産は「アベノミクスは失敗だ」とのレッテル貼りにいとまがないが、自分たちの経済政策はまったく出てこない。消費税一つをとっても主張が全く違うから出せないのだ。アベノミクスは、まだ道半ばではある。成長の果実を中小企業や地方、家計へきちんと波及させる。成長と分配の好循環をつくり出すことが最大の課題になる。

一、公明党には「大衆とともに」との立党精神がある。そして、一人の声、小さな声を聴く力がある。その声を地方議会、国会の党のネットワークを通じて実現する力がある。公明党が連立政権にいることで、国民の幅広いニーズや意見が政権運営に反映される。だからこそ安定している。公明党あっての安定政権である。安全保障の環境が大きく変わる中で、今もし日本の政治が不安定になれば、将来は大変に危ういものになる。今こそ政治の安定が必要だ。

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