e公明が政治にスピード感
- 2016.06.24
- 情勢/社会
公明新聞:2016年6月24日(金)付
「小さな声」から政策実現
西田(埼玉)、伊藤(兵庫)候補大逆転を
山口代表、石井国交相
石井啓一国土交通相(公明党)は23日、さいたま市で、参院選埼玉選挙区の西田まこと候補(現)と共に街頭演説を行い、大激戦突破への絶大な支援を訴えた。
石井国交相は今回の参院選について「"安定の自公"か"混乱の民共"かを選ぶ選挙だ」と指摘。その上で「自公政権はアベノミクスを加速させ、成長の成果を中小企業や家計にも行き渡らせる」と呼び掛けた。
また、首都直下地震など大災害への備えが急がれる中で国交省が進めている首都高速「埼玉大宮線」の圏央道までの延伸に触れ、「西田候補の強い要望を受けた目玉事業の一つ」と強調した。
西田候補は、2期12年の実績を報告した上で、「政治は結果。批判だけの野党に負けるわけにはいかない」と力説した。
街頭演説には、清水勇人さいたま市長、島村穰上尾市長も応援に駆け付けた。
一方、公明党の山口那津男代表は同日、兵庫県内3カ所で、参院選兵庫選挙区の伊藤たかえ候補(新)と共に街頭演説し、「兵庫での24年ぶりの議席獲得へ、何としても勝たせてほしい」と絶大な支援を呼び掛けた。
この中で山口代表は、3年半の自公連立政権の下、経済再生が着実に進み、大きく税収が増えたことに言及。「この成果を全国にゆきわたらせ、希望を全国に届けたい」と語り、社会保障の充実などに力を入れていく考えを強調した。
また、連立政権の中で公明党が果たしている役割として「小さな声を聴く力」を力説。熊本地震の被災者支援で、義援金の差し押さえ禁止法を公明党のリードで速やかに成立させたことを挙げ、「こうしたスピード感のある政策実現が与党の中に必要だ」と述べ、伊藤候補の逆転勝利を訴えた。
伊藤候補は、悩む一人に寄り添った弁護士経験を強調し、「命と生活を守る政治を実現する。24年ぶりの議席獲得へ、断じて大逆転へ走り抜く」と訴えた。
一方、大阪では大阪選挙区の石川ひろたか候補(現)と比例区の熊野せいし候補(新)が、山口代表と共に必勝の決意を訴えた。