e公明党は実績で勝負
- 2016.06.28
- 情勢/解説
公明新聞:2016年6月28日(火)付
「小さな声を聴く力」編
公明党には「小さな声を聴く力」「生活実感に根差した政策実現力」「平和外交を進める力」という、他党にはない3つの力があります。今回は、「小さな声を聴く力」を発揮して実現した実績を紹介します。
義援金差押え禁止
熊本地震被災者に寄り添う
熊本地震の被災者に届けられる義援金の差し押さえを禁止する法律が5月に成立しました。これにより被災者が住宅ローンなどの債務を抱えていても、金融機関が義援金を差し押さえできなくなりました。被災地のニーズ(要望)を受け止めた公明党が制定を推進しました。
ストーカー対策
迷惑メールも規制対象に
付きまといなどから被害者を守るため公明党はストーカー規制法の強化をリード。迷惑メールを繰り返し送る行為も規制対象になりました。公明党は、ツイッターを含むSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の嫌がらせ行為も対象にするよう全力を挙げています。
バリアフリー化
段差解消やホームドア設置
障がい者や高齢者が安心して移動できる街づくりを進めるため、通行の障害をなくすバリアフリー化を後押し。交通機関や公共施設で段差解消やエレベーター、エスカレーター、点字ブロックの設置が進んでいます。転落防止用のホームドアの設置駅も665駅(今年3月末)に広がりました。
難病支援
対象疾患を大幅に拡充
難病に苦しむ患者を支援するため、医療費助成の対象となる指定難病を2015年以降、56疾病から306疾病に拡大。子どもの難病も514疾病から704疾病に広がりました。こうした拡充は、公明党が患者会と意見交換を重ねて制定をリードした難病関連2法に基づき実現したものです。
脳脊髄液減少症
保険適用で患者救済が前進
交通事故などの強い衝撃で脳脊髄液が漏れ、頭痛や目まいなどの症状が出る「脳脊髄液減少症」。この治療に有効なブラッドパッチ療法が今年4月から保険適用され、救済への大きな一歩が開かれました。公明党は、病名があまり知られていないころから国会、地方議員が患者会と連携し、粘り強く保険適用を求めてきました。
不妊治療
初回助成を最大30万円に倍増
不妊治療では体外受精や顕微授精などで高額な費用負担に苦しむ夫婦が少なくありません。そこで、公明党の強い主張により、不妊治療の助成が拡充され、出産につながる割合が高い初回助成の上限を15万円から30万円に倍増。男性の治療が必要な場合も最大15万円を上乗せしています。