e自公政権で30兆円以上 年金運用益

  • 2016.07.04
  • 情勢/解説

公明新聞:2016年7月2日(土)付



01年度~15年末では50兆円



公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2015年度に5兆円超の運用損を出していたことが明らかになったと、1日に各紙で報じられました。しかし、12年の自公政権発足以降の運用益は約38兆円で、今回の損失を引いてもなお30兆円以上に上ります。また、自主運用を始めた01年度から15年末までの運用益は、計約50兆円となっています。

GPIFは積立金約140兆円を株式や債券で運用し、14年には資産構成割合を変更して国内外の株式比率を計50%に倍増しました。運用益は、株安などで短期的変動はありますが、長期的には増えています。

公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は1日、横浜市での街頭演説で「(運用は)長期の話であり、先月からどうなったか、去年と比べてどうだったかではない。運用益が増えているので(自公政権になって)『年金が壊れる』と言われなくなった」と訴えました。

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