eコラム「北斗七星」
- 2016.07.06
- 情勢/社会
公明新聞:2016年7月6日(水)付
今月から仙台空港が、国管理の空港として初めて民営化された。交流人口の増加など東日本大震災からの復興の起爆剤として期待が高まる。村井嘉浩宮城県知事は「民営化への法整備に当たり、公明党の井上義久幹事長をはじめ政治の力添えをいただいた」と述べた◆政治の力は政権が安定してこそ発揮される。以前、独立行政法人経済産業研究所が約3400社の企業を対象にしたアンケートでは33%の企業が経営に重大な影響を及ぼす要素として「政府・政策の安定性」を挙げた。同研究所では、政治の安定性が高い時には雇用者数の増加や経済成長率が高くなる、と分析している◆自公連立政権となって3年半、求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は、民主党政権末期(2012年12月)の0.83倍から、1.36倍(今年5月)に大きく改善した。賃金も、今世紀で最も高い水準の賃上げが3年連続している◆公明党は、今回の参院選で「希望が、ゆきわたる国へ。」を掲げて、成長の果実を、全国へ届けることに全力を挙げる◆「公明党が連立政権にいるからこそ、国民のニーズを幅広くとらえた、安定した政治を進めることができる」(山口那津男代表)。政治の安定を確かにし、国民の不安を希望へと変えてゆくために、公明党は大勝利へ死力を尽くす。(川)